淀みの味わい

語彙のあらわれや、リズムが
すきだ
すきだから、じっくり観察する
だから、ときどき
つまづく
そんなとき
情報としての言葉は耳に届いても
情動としての「ことば」は心に届かない
流暢であることと、リズムは違う
言い淀むこともまた、リズムである
口が戸惑い噛むことも、
音が座らず言いなおすことも、
そして、言い間違いも、勘違いも
リズムである
伝達手段としての音声や文字
そのリズムが味わい深いとき
言葉は道具から身体になる
ぼくは、ことば。
ことばは、ぼく。
2025 / 06 / 30 Columns

語彙のあらわれや、リズムが
すきだ
すきだから、じっくり観察する
だから、ときどき
つまづく
そんなとき
情報としての言葉は耳に届いても
情動としての「ことば」は心に届かない
流暢であることと、リズムは違う
言い淀むこともまた、リズムである
口が戸惑い噛むことも、
音が座らず言いなおすことも、
そして、言い間違いも、勘違いも
リズムである
伝達手段としての音声や文字
そのリズムが味わい深いとき
言葉は道具から身体になる
ぼくは、ことば。
ことばは、ぼく。
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