絶対と相対 002

あらゆる対象物には属性がある

では、属性とは一体なんだろうか

 

その対象の存在を決定せしめる何か絶対的なアイデンティティのようにも感じるけれど

じっくり見つめてみると、属性とは「何か別のものに対して」というベンチマークを定めない限り、

存在しない

つまり、属性とは相対的なものなのだ

 

一方で、世の中に存在するものは、すべて

何かしらの属性を纏っている

なぜなら、属性がなければ、ひとはその存在を事実として意識できないから

意識とは、脳構造によってつくりだされるもの

 

そして、

その意識とは結果だけしか受け取らない

つまり、

事実とは意識が受け取った「結果」なのである

その事実を象っているのが属性であり、

属性とは相対的なものである

 

だから、

事実とは即ち、相対的なものなのである

物質的な属性を持つ世の中のあらゆる事実は揺るぎない絶対事象として皆が認識しているけれども、

 

そんな絶対もまた相対的なもの

カルロはそんな関係の世界を、衝撃的だと言うけれど

ぼくにはどうして、なんともしっくりくるのです